『ゲームブック ドラゴンクエストⅡ』は1989年に上下巻から成るゲームブックとして発売されました。 シリーズはⅠ~Ⅵまで出ていますが、Ⅱだけが突出して高い評価が付けられています。 特に物語の深みやキャラクターの描写が評価されていて、ゲームブックを基にテレビゲームを作り直してほしいという声さえあります。 また物語だけでなくゲームとしても十分に楽しめる内容になっています。
amazonの評価では2020年12月時点で上巻が4.8ポイント、下巻が4.6ポイントの評価となっています。 amazonのレビューやインターネット上の口コミをネタバレしない程度に引用してみましょう。
“ ゲームでは直接描かれていない主役3人のそれぞれの個性や絶妙な人間関係、それに魅力的な登場人物たち、ゲームではなかったオリジナルエピソードが、本元のゲームの世界に想像を広げさせてくれました。
“ 個人的最強のドラクエ2。特に主要キャラが生き生きしていて、この設定でドラクエ2シリーズ展開してもいいかも。
“ ある意味「ゲーム版をも凌駕した」と言ってよい「ドラゴンクエストゲームブックシリーズ」中の最高傑作。
“ FC版をさらに詰めた奥の深い話です。どんなアンソロジーもかなわない名作です。ゲームブックの域を超えた名作です。
“ 各々のキャラが立ってて公式ノベルズよりも読み応え有り。個人的にこっちをゲーム化してほしかった。
“ ストーリーもキャラクターも素晴らしい。たくさんの人に読んでほしい作品です。
当サイトは『ゲームブック ドラゴンクエストⅡ』をフリーWebゲームとして再現したもので、PCまたはスマートフォンで遊ぶことができます。
一度ゲームをクリアした後は是非やりこみやランキングに挑戦してみてください。 本作には隠れた面白いシーンやアイテムがいくつかあり、クリアした後に探し回ってみることで作品の奥深さをもっと知ることができます。
また内容を熟知した人向けに、オリジナルのルールを加えた『ハードモード』をクリア後に設けました。 ハードモードをクリアするには最終バトルまでにどれだけ完璧な状態に備えられるかが鍵となります。多少の運も必要です。是非ハードモードにもチャレンジしてみてください。
Webゲームを通して名作『ゲームブック ドラゴンクエストⅡ』をよりたくさんの人に知ってもらえたら嬉しく思います。
ゲームを開始するとプロローグシーンとともに画面の上に『物語』『状態』『装備・道具』『冒険の書』の4つのタブが現れます。
『物語』タブでシーンを進めて行きます。シーンの最後にある『進む』または選択肢をクリックすると次のシーンに進みます。
『状態』タブでは現在の仲間の状態や呪文などを確認することができます。 また、このタブで戦闘メッセージ速度を変更することができます。
『装備・道具』タブでは仲間の装備の変更、所持アイテムの確認、回復アイテムの使用を行うことができます。
初めて『冒険の書』タブを開くときにはユーザーアカウントの作成が求められます。 アカウント作成後は冒険の書の読込や作成、削除などができるようになります。
冒険の書は同時に10個まで持つことができます。
戦闘は味方パーティー対敵パーティーの1対1形式で、各ターンごとに互いに一度ずつ攻撃を行います(味方パーティーが先攻)。 特に指示がない限りはどちらかのパーティーのHPが0になった時点で戦闘が終了します。
仲間が回復呪文を覚えていれば一回の戦闘につき一回ずつ、戦闘中または戦闘終了時に使用することができます。 また、回復アイテムや特殊効果のある装備品を使用することもできます。
呪文はレベルではなく物語の中で覚えていきます。 進め方次第では覚えられない呪文もあるので注意しましょう。
回復呪文は一回の戦闘につき一回ずつ使用できますが、その他の呪文は文中の指示に従って使用します。 攻撃呪文など戦闘用の呪文は戦闘に入る前に使用できる場面が多く登場します。 使う呪文によって戦闘が有利になったり不利になったり、戦闘に入らずに勝敗が決する場合もあります。
道具は『薬草』などの回復アイテムのみ『装備・道具』タブまたは戦闘コマンドによっていつでも使用することができ、その他の道具は文中の指示に従って使用します。
また、『薬草』『毒消し草』『たいまつ』は5個まで持つことができますが、それ以外の道具は1個までしか持てません。
物語の中で仲間が眠らされたり呪文を封じられたりと様々な状態異常が発生します。 戦闘に参加できない状態のときはその仲間の装備の強さが攻撃力や守備力から減らされ、回復呪文も唱えられなくなります。
仲間の状態は『状態』タブで確認することができます。
ここまで細かい説明は省いていますが、ゲーム中のいろいろな箇所にマークがあり、マークをクリックすることで解説が表示され、ダメージ計算式などの細かい仕様説明なども見ることができます。
ゲーム中にトップページに戻るにはブラウザの更新ボタン(またはキーボードのF5キー)を押してページの再読込をしてください。 誤って戻ってしまったときは再度ログインすれば続きからゲームを再開することができます。
一度ユーザーアカウントを作成した後は冒険の書は自動的に記録されます。 戦闘中でもどのシーンでも途中でいつでもゲームを中断することができ、次回その場面から再開することができます。
通常のプレイでゲームオーバー(バッドエンド)になるのは最終決戦のバトルに敗れたときのみです。 それ以外で物語が途中で終わってしまうことはありませんので安心してシーンの選択や戦闘に臨んでください。 逆に最終決戦に敗れてしまうと書籍のように直前からやり直すような自由が効かないため、最終決戦に向けた準備がとても重要になります。